世界経済危機をどう見るか

サブプライム危機の勃発を契機に、 米ドル一極支配体制が、 崩壊しつつある。 日本は、 アメリカ型経済・金融モデルを放棄し、 アジア共同体結成に尽力し、 地球環境と調和のとれたアジアの経済成長と諸国民の生活水準の向上、 かたくなまでの安全でいいもの作りに徹する経済システムを志向しなければならない。 (著者)
- 著者
- 相沢 幸悦【著】
- 出版年月
- 2010年3月25日
- ISBN
- 978-4-7888-0645-0
- 販売価格
- 2,800円+税
- サイズ
- 46判
- 製本
- 並製
- 頁数
- 240
- 備考
著者紹介
相沢 幸悦(あいざわ・こうえつ)
1950年 秋田県生まれ
1978年 法政大学経済学部卒業
1986年 慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了
(財)日本証券経済研究所主任研究員
長崎大学経済学部教授を経て
現在 埼玉大学経済学部教授(経済学博士)
主要著書
『平成大不況-長期化の要因と終息の条件-』ミネルヴァ書房、2001年
『現代資本主義の構造改革-危機をいかに克服するか』ミネルヴァ書房、2002年
『日本経済再生論-ドイツの行き方に学ぶ』同文館出版、2003年
『アメリカ依存経済からの脱却』NHKブックス、2005年
『品位ある資本主義』平凡社新書、2006年
『反市場原理主義の経済学』日本評論社、2006年
『平成金融恐慌史』ミネルヴァ書房、2006年
『現代経済と資本主義の精神―マックス・ウェーバーから現代を読む』時潮社、2007年