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ドイツ公的救貧制度成立史論

時潮社学術書・専門書人文・社会タ行ドイツ公的救貧制度成立史論
ドイツ公的救貧制度成立史論
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世界で最初に社会保険を制度化したドイツ。それはビスマルクの疾病保険法(一八八三年)に端を発するが、近代的な福祉事業の歴史はドイツ帝国に遡る。本書はその歴史をさかのぼり、中・近世期から現代までの公的救貧制度がどのように発展してきたのかを明らかにする。

著者
田畑洋一 著
出版年月
2023年1月20日
ISBN
978-4-7888-0763-1
販売価格
3,500円+税
サイズ
A5判
製本
上製
頁数
272ページ
備考

はしがき
第一章 中・近世における貧民救済の制度化と救貧行政/第二章 都市救貧制度の形成/第三章 ドイツ帝政時代の社会改革の動向と学術化/第四章 公的救貧の再編と専門分化/第五章 民間慈善事業の組織化と合理化・調整/第六章 女性運動の展開と社会的職業の誕生/第七章 第一次世界大戦期の扶助の変容と発展—ドイツの国家的福祉事業の始まり/第八章 ワイマール期の生活保障―全国的統一制度の形成と権利性/第九章 社会扶助制度の制定とハルツⅣ改革/[補論一]現行社会扶助制度の基本原則と実施者/[補論二]ドイツ「ハルツⅣ改革」の就労動機への影響/【参考・引用文献】

著者紹介

田畑洋一(たばたよういち)
1945年鹿児島県奄美市生まれ
東北大学大学院文学研究科人間科学専攻博士後期課程修了、博士(文学)
西九州大学助教授、鹿児島国際大学教授を経て、現在鹿児島国際大学大学院客員教授
マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク(ドイツ)社会人類学研究所客員教授(2004年9月~2005年8月)
主要著書
『福祉を拓く―現代福祉の諸論』(編著 南方新社 2021年)
『奄美の復帰運動と保健福祉的地域再生』(編著 南方新社 2019年)
『琉球弧の島嶼集落における保健福祉と地域再生』(編著 南方新社 2017年)
『少子高齢社会の家族・生活・福祉』(編著 時潮社 2016年)
『現代ドイツ公的扶助序論』(単著 学文社 2014年)
『ドイツの求職者基礎保障』(監訳 学文社 2009年)

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