確かな脱原発への道 原子力マフィアに勝つために
原発政策最前線を担った著者渾身の一冊がここに登場!
未曾有の災害、福島原発。終息の行方は見えず、政府は被害を一方的に過少に見積もり、社会全体を欺こうとたくらむ。汚染物質処分の見込みも立たず、思考停止に陥った状況をどう突破するか。本書は従来のデータを冷静に分析し、未来に向けた明快な処方箋を示す。
- 著者
- 原 野人 著
- 出版年月
- 2012年9月25日
- ISBN
- 978-4-7888-0680-1
- 販売価格
- 1800円+税
- サイズ
- 4/6判
- 製本
- 並製
- 頁数
- 122ページ
- 備考
著者紹介
原 野人(はら・のびと)
1939年長野県に生まれる。東大工学部で反応装置を専攻し、8年間民間企業に勤務。1971年、「公害のわかる求人」に応じて、社会党政策審議会に入る。科学技術政策委員会事務局長として、脱原発政策の確立に尽力。党が日米安保・自衛隊・原発を容認し、社民党になることに抗して、新社会党の「小さき旗揚げ」に参加。前理論担当中執などとして活動。
主な著書
『日本型社会主義の魅力』(時潮社)、『日本独占資本と公害』(河出書房新社、共著)、『エネルギーのゆくえ』(大和書房)、『核問題入門』(十月社、共著)、『日本型社会主義と脱原発』(十月社)