エコ・エコノミー社会構築へ
人類の反省
エコ・エコノミー社会という考え方は、反省の念も込めての1つの結論と見てとれる。これまでは、何事も経済性と経済成長が第1で、環境などは2の次、3の次で、経済の一要素でしかないという考え方であった。この「経済」と「環境」との立場を逆転させた考え方でできあがる社会が、エコ・エコノミー社会である。ここでは、何事にも環境が優先される。(著 者)
- 著者
- 藤井 石根【著】
- 出版年月
- 2010年4月20日
- ISBN
- 978-4-7888-0649-8
- 販売価格
- 本体2500円+税
- サイズ
- A5判
- 製本
- 並製
- 頁数
- 230ページ
- 備考
著者紹介
藤井石根(ふじい・いわね)
明治大学名誉教授、工学博士。東京生まれ。1966年東京工業大学理工学研究科修士課程修了後、同大助手、1947年に明治大学に奉職。同大助教授、教授を経て現在に至る。専門は熱工学で蓄熱や太陽熱利用関係の研究に従事し、現在は学会や協会、NPO法人等の代表や理事を務める。
著書に「太陽熱の動力化概論(IPC)」など太陽エネルギー利用や蓄熱関係の書物のほか、本書に関連するものとしては「21世紀のエコロジー社会」(七つ森書館)や「2050年自然エネルギー100%」(時潮社)等がある。