少年記

高松 健 【著】
金木犀が匂うあの日、父は逝った。家族全員を翻弄した結核と苛烈な空襲のあとだった。病床での少年の恋、苦心の末したためた手紙を渡せないほど、それははかないものだった。―戦中・戦後の特異な生い立ちを描いた少年の記。
- 著者
- 高松 健
- 出版年月
- 2008年11月10日
- ISBN
- 978-4-7888-0631-3
- 販売価格
- 本体1,200円+税
- サイズ
- 46判
- 製本
- 上製
- 頁数
- 136ページ
- 備考
著者紹介
高松 健(たかまつ・けん)
1937年兵庫県生まれ。1964年京都大学経済学部卒業。三洋化成工業入社。
1986年から同社海外ビジネス担当。1997年に同社米国法人社長となる。
2002年に同社を退社し、現在にいたる。
著書に『心臓突然死からの生還 アメリカで受けた手術体験』2006年6月時潮社。