ドイツ社会学とマックスウェーバー 草創期ドイツ社会学の固有性と現代的意義
“歴史主義”への“自然・実証主義”の大々的侵入に対し、固有の「対案」をもって臨んだ結果としての、M・ヴェーバーらのドイツ社会学の成立と“歴史主義革命”―今やこの「対案」が、既に国際化し硬直化した”実証主義的”現代社会学に、改めて反省を迫る!
- 著者
- 茨木 竹二 編
- 出版年月
- 2012年10月31日
- ISBN
- 978-4-7888-0682-5
- 販売価格
- 4952円+税
- サイズ
- A5判
- 製本
- 上製
- 頁数
- 408ページ
- 備考
著者紹介
茨木竹二 いわき明星大学・人文学部・教授
「文化科学方法論の再検討にむけて」(『思想』№815)、1992年
『歴史社会学とマックス・ヴェーバー(上・下)』[共編]理想社、2003年
『「倫理」論文の解釈問題』理想社、2008年
カール・アッハム(KarlAcham) (オーストリア)グラーツ大学・名誉教授
HandbuchPhilosophie:PhilosophiederSozialwissenschaften,Freiburg/Mu¨nchen1982
Geschichtedero¨sterreichischenHumanwissenschaften,Bd.6/1,Wien2004
KunstundWissenschaftausGraz:Rechts-,Sozial-undWirtschaftswissenschaftenausGraz:3,Weimar2011
小林 純 立教大学・経済学部・教授
『マックス・ヴェーバーの政治と経済』白桃書房、1990年
「自由のプロジェクト」(『現代思想』11月)、2007年
『ヴェーバー経済社会学への接近』日本経済評論社、2010年
フォルカー・クルーゼ(VolkerKruse) (ドイツ)ビーレフェルト大学・社会学部・(員外)教授
Historisch-soziologischeZeitdiagnoseninWestdeutschlandnach1945,
Suhrkamp1994
Geschichts-SozialphilosophieoderWirklichketiswissenschaft,Suhrkamp
1999
小松君代 四国大学・経営情報学部・教授
「新明正道の社会学研究史におけるマンハイム問題」(『新明社会学研究』第7号)、2002年
『社会理論と社会システム』[共著]弘文堂、2009年