詩人と写真家による　山崎少年の刀利谷

雪深く閉ざされる富山の信仰篤い山村で、日本の原風景ともいえる僻村教育にまるごと生涯を賭けた教育者、山崎兵蔵の生涯を教え子らとともに描き上げる壮大な叙事詩。半世紀以上の時を経て、いまも語り継がれる偉業は現代の「学び」の根底をもう一度、問い直すものでもある。

著者: 谷口典子　著　風間耕司　写真　太美山自治振興会　編

出版年月: 2014年９月１日

ISBN: 978-4-7888-0696-2

販売価格: 2,000円＋税

サイズ: A５判

製本: 並製　オールカラー

頁数: 172ページ

備考

著者紹介

谷口典子
1943年　東京生まれ　1966年刀利出身の谷口寛作と結婚
明治大学政治経済学部卒業その後、教育に携わりながら早稲田大学文学部卒業
東京大学大学院人文社会科学系研究科私学研究員として研究活動（経済学博士）その間、研究や仕事のかたわら詩作をつづける。
東日本国際大学教授、現在は東日本国際大学名誉教授、元保谷市教育委員
日本文芸家協会会員、日本ペンクラブ会員、日本現代詩人会会員
富山民俗の会会員
専門書　『東アジアの経済と文化』、『日本の経済社会システムと儒学』他
詩集　　『あなたの声』（日本図書館協会選定図書）、『悼心の供え花』
詩華集『羊の詩』、アンソロジー『空と海と大地と』、『風』他
編集　　『ダムに沈んだ村・刀利』2010年　谷口寛作著　谷口典子編

風間耕司
1938年　東京生まれ
日本大学芸術学部　写真学科中退　在学中より、樋口忠雄、柴田信雄両氏に師事し広告写真を学ぶ
1965年　北陸の自然や風土に魅せられ永住を決意し関口照生とフォトグラフィック・ユニティを東京と富山に開設
ふるさと開発研究所を主宰『富山写真語・万華鏡』を270冊（平成26年７月現在）を刊行
公益社団法人　日本写真家協会会員
社団法人　日本写真芸術学会会員
日本新聞協会広告企画賞、ＮＨＫふるさと富山賞、サントリー地域文化賞
日本写真協会文化振興賞、富山クリエーター大賞、ふるさと教育富山賞などを受賞。