神が創った楽園

●南海の楽園は誰が創ったのか
南海の楽園は、西洋諸国による植民地化や外国の観光業者とメディアにより構築された幻想だろうか。本書は、観光地化やキリスト教化を通して変化したその「楽園」を、オセアニア、特にフィジーとその周辺に生きる人びとの経験と文化から考える。
- 著者
- 河合利光 著
- 出版年月
- 2015年1月31日
- ISBN
- 978-4-7888-0697-9
- 販売価格
- 3,000円+税
- サイズ
- A5
- 製本
- 並製
- 頁数
- 234ページ
- 備考
著者紹介
河合利光 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在、園田学園女子大学名誉教授。同大学・大阪大学講師。社会人類学博士。主な著書・編著:『身体と形象』(単著、風響社)、『生命観の社会人類学』(単著、風響社)、『オセアニアの現在―持続と変容の民族誌』(編著、人文書院)、『比較食文化論―文化人類学の視点から』(編著、建帛社)、『食からの異文化理解』(編著、時潮社)、『世界の食に学ぶ―国際化の比較食文化論』(編著、時潮社)、『家族と生命継承―文化人類学的研究の現在』(編著、時潮社)、他。
書評の紹介
『文化人類学』80巻4号 660-663頁、日本文化人類学会、2016年3月。に書評紹介されました。