グローバリゼーションの地理学

中南米は米国の裏庭と呼ばれ、米国は自分たちの意のままにしてきた歴史がある。今、グローバリゼーションの名の下、市場原理主義を掲げるネオリベラリズムが跋扈し、世界が「米国の裏庭」化し、分断と格差が拡大。その実態をIMF支配の歴史と地政学的見地から鋭く暴く。
- 著者
- 田中 恭子
- 出版年月
- 2017年11月30日
- ISBN
- 978-4-7888-0721-1
- 販売価格
- 2,800円+税
- サイズ
- A5判
- 製本
- 並製
- 頁数
- 228ページ
- 備考
著者紹介
田中 恭子(たなか・きょうこ)
昭和60年3月 お茶の水女子大学人間文化研究科(博士課程)退学。平成4年2月 オハイオ州立大学Ph.D(地理学)取得。現 在 埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授。
主著
『保育と女性就業の都市空間構造―スウェーデン,アメリカ,日本の国際比較』時潮社、2008年。
『アメリカの金融危機と社会政策―地理学的アプローチ―』時潮社、2015年。