改訂 アメリカ占領下沖縄の労働史
戦後沖縄の“労働運動”と米国政府の占領政策、米国政府のアジア政策と日本政府の間で揺れた祖国復帰運動・基地闘争と“労働運動”。本書は、精緻な労働運動史を遡求しながら、戦後沖縄の社会構造の変遷と歪みを多元的に分析する。琉球政府から現在に至るまで、沖縄県民が受容・対峙してきた日本・米国政府の二重・三重の権力下、あるいは世界の中のアジア戦略・軍事環境下で独自の労働運動が展開したことが見えてくる。 明治大学 政治経済学部教授 山内健治
- 著者
- 南雲 和夫 著
- 出版年月
- 2024年6月6日
- ISBN
- 978-4-7888-0770-9
- 販売価格
- 2,700円+税
- サイズ
- 4/6判
- 製本
- ソフトカバー
- 頁数
- 196ページ
- 備考
著者紹介
南雲和夫(なぐも・かずお)
1965年新潟県生まれ
1996年12月 東京経済大学大学院博士後期課程依願退学
熊本大学文学部非常勤講師、中華人民共和国マカオ大学Visiting Professor、敬愛大学生涯学習センター講師などを歴任
現在、法政大学社会学部兼任講師、中央学院大学非常勤講師