牙を抜かれたマルクス主義
小ブルジョア的理論がマルクスの名のもとに流布している。今日の資本主義がいかに国民の生活と命を踏みにじるものであるかは明白になっている。首相が「新しい資本主義」を唱えざるを得ない反面では中途半端な理屈が流行する。本書は科学的な理論を深めるためのものである。
- 著者
- 原 野人 著
- 出版年月
- 2022年4月15日
- ISBN
- 978-4-7888-0755-6
- 販売価格
- 2200円+税
- サイズ
- 4/6判
- 製本
- 並製
- 頁数
- 240ページ
- 備考
-
牙を抜かれたマルクス主義―斎藤幸平とマルクス・向坂・資本論―目次
序
第1章 牙を抜かれたマルクス主義
第2章 小ブルジョアインテリの夢想
第3章 科学的社会主義は必ずよみがえる
あとがき
著者紹介
原 野人(はら のびと)
1939年長野県茅野市に生まれる。東大工学部で化学工学を専攻し、8年間民間企業に勤務。1971年、「公害のわかる求人」に応じて、社会党政策審議会に入る。科学技術政策委員会事務局長として、脱原発政策の確立に尽力。党が日米安保・自衛隊・原発を容認し、社民党になることに抗して、新社会党の「小さき旗揚げ」に参加。元理論担当中執などとして活動。東京都多摩市在住
主な著書
『日本独占資本と公害』(河出書房新社、向坂逸郎と共著)
『確かな脱原発への道』(時潮社)
『日本型社会主義の魅力』(時潮社)
『エネルギーのゆくえ』(大和書房)
『日本型社会主義と脱原発』(十月社)
『核問題入門』(十月社、久保綾三と共著)