「倫理」論文解釈の倫理問題

本書の主たる「目的」は、最近20年来の「倫理」論文の解釈をめぐる羽入―折原論争、並びにその周辺の議論を、文献実証主義的解釈の方法的基準として理念型的に構成し、且つそうした解釈の倫理問題として「総(小)括」することにある。また、その際の副次的関心事として、特に『マックス・ヴェーバーの犯罪』における「大塚の引用文」の引用と「職業義務の思想」を主語とする引用は、いわゆる特定不正行為や著作物の同一性保持権侵害に相当することが、明白である。
- 著者
- 茨木竹二 著
- 出版年月
- 2017年7月25日
- ISBN
- 978-4-7888-0718-1
- 販売価格
- 4,800円+税
- サイズ
- A5判
- 製本
- 上製
- 頁数
- 360頁
- 備考
書評の紹介
茨木竹二(いばらぎ・たけじ)
いわき明星大学名誉教授