ゆたかなくらし2024年12月号

介護の社会的評価はなぜ低いのか、不人気なのか
厚生労働省がこれまでに築いてきたのは介護の商品化、市場化に歩調を合わせた「生産性向上」。
資本にとっては介護従事者も含め労働者も木材、鋼材、石材と並び「人材」、すなわち「資材」の1つにすぎず、「老年期において人間が一個の人間であり続けるために社会はいかなるものであるべきか」(ボーヴォワール)が問われています。
介護職の職業分類からいろいろ視角で考察した記事、介護の社会的評価、なぜ介護の報酬、賃金が低いか、職場環境の構築実践に携わるための注意点などが掲載されています。
ぜひご購読ください。
- 著者
- 全国老人福祉問題研究会 編
- 出版年月
- 2024年12月1日
- ISBN
- 978-4-7888-9065-7
- 販売価格
- 741円+税
- サイズ
- B5
- 製本
- 並製
- 頁数
- 64ページ
- 備考
著者紹介
介護職の職業分類からいろいろ考えてみた―「なぜ社会的評価が低いのか」に代えて― 青木 紀
介護の社会的評価をめぐって ―その低位性について考える― 湊 直司
なぜ福祉は安く買い叩かれるのか ~プライスレスなモノの価値~ 須田英男
ゆたかな人生をサポートできる魅力ある介護職場をつくっていくために必要なこと 寺田 雄