ゆたかなくらし2023年9月
措置制度を今日的課題として考える~養護老人ホームを中心に~
国は介護保険制度施行とともに福祉を商品化、市場化するに至りました。
それでも憲法25条の存在により、養護老人ホームとともに措置制度を存続させざるを得ませんでした。
生活困窮や人権侵害などが拡大・深刻化しているいま、セーフティネットであるべき現在の措置制度、養護老人ホームも多くの課題を抱えています。
介護保険制度形骸化が指摘されるいま、老人福祉法や措置制度の積極的役割をあらためて評価し見直す必要があるのではないでしょうか?
- 著者
- 全国老人福祉問題研究会 編
- 出版年月
- 2023年9月1日
- ISBN
- 978-4-7888-9050-3
- 販売価格
- 741円+税
- サイズ
- B5
- 製本
- 並製
- 頁数
- 64ページ
- 備考
著者紹介
措置制度をめぐる今日的課題 ~養護老人ホームを中心に~ 高田清恵
老人福祉法と措置制度(公的責任)~介護保険制度23年の経過のなかで~ 中村公三
東京都新宿区における措置制度の執行状況 矢田和雄
養護老人ホームの現状と課題~令和な養護老人ホームへのチャレンジ~ 平岡 毅
養護老人ホームと措置制度をめぐる現状と課題~今後のあり方を見据えて~ 清水正美