ゆたかなくらし2023年2月号
介護保険制度改定案の違憲・違法性を衝く
新型コロナ感染症流行下で混乱し、弱点も露出した介護保険制度。
しかし、第8期につづき、第9期改定作業はまたも財務省主導により給付費削減を目標とし、「歴史の転換点における財政運営」などと仰々しくまくし立てながらスタートしました。その方向は現役世代の負担を軽減するなどとの口実で、制度のレベルダウンと負担増。
しかも、負担増案は高齢者医療に対する熾烈な負担増のほとぼりが冷める2023年6月の骨太方針で打ち出すとも。
介護保険制度改定案の違憲・違法性を問います。
- 著者
- 全国老人福祉問題研究会 編
- 出版年月
- 2023年2月1日
- ISBN
- 978-4-7888-9043-5
- 販売価格
- 741円+税
- サイズ
- B5
- 製本
- 並製
- 頁数
- 64ページ
- 備考
著者紹介
次期介護保険制度改定、国の狙いと健康権からみた問題点―コロナ禍を「歴史の転換点」に― 井口克郎
要介護1・2(軽度者?)の総合事業へのふりかえ問題を考える 西岡 修
ケアプラン有料化は「介護保険制度の基本的な考え方」を歪める 石川祐子