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ゆたかなくらし2021年11月号

時潮社学術書・専門書月刊ゆたかなくらしゆたかなくらし2021年11月号
ゆたかなくらし2021年11月号
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いまなお東日本大震災に〝被災〟しつづける高齢者
国内観測史上最大の巨大地震とされる東日本大震災、押し寄せた大津波により 多くの生命が失われ、いまを生きる私たちの心に深い悲しみを残します。
しかし、道路や住宅の整備、観光など着実に進められているカタチばかりの復興とは裏腹に、福島県では廃墟と化した町も残り、廃炉が決まった第一、第二原発もその工程は不確定、核燃料や放射性廃棄物の処分方法、処分先も決まっていない状況。県内に帰還できた県民はいまだ半数以下といわれます。
政府の不誠実な被災者への支援策に加え10 年が経過、いまなお放射性物質を出し続ける福島第一原発のもと、復興公営住宅居住者などをはじめ被災者の避難生活も長期化、高齢化も進み、病弱化や要介護、経済的困窮や孤立などの生活課題が顕著となってきています。置かれた劣悪な環境から「災害関連死」も津波などによる直接死よりはるかに多く、しかもその9割が66歳以上とされるなど、いまなお悲惨な状況が続いています。

著者
全国老人福祉問題研究会 編
出版年月
2021年11月1日
ISBN
978-4-7888-9028-2
販売価格
741円+税
サイズ
B5
製本
並製
頁数
64ページ
備考

著者紹介

●3・11東日本大震災と東電福島第一原発事故から10年~高齢者や障がい者支援施設の被害を中心に~ 伊東達也
●震災・原発事故後10年 ~私の中の風化と向き合いつつ~ 遠藤絢一
●7年ぶりに訪れた原発被災地のいま ―福島県 楢葉町、大熊町、双葉町、浪江町― 北村弘之
●東日本大震災を経験して、いま私にできること 遠野瑞穂
●スフィア基準を日本の〝全国基準〟に 本誌編集部

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