ゆたかなくらし2021年9月号

認知症になっても尊厳が守られ笑顔で生きられる社会を
認知症の本人たちの自主組織「日本認知症本人ワーキンググループ」が2018年に発表した「認知症とともに生きる希望宣言」が、その前文で「一足先に認知症になった私たちからすべての人たちへ」と記しているように、だれしもが認知症になる可能性のなかで生きています。
そして、同宣言は、認知症についての「自分自身がとらわれている常識の殻を破り、前を向いて生きていきます」と決意を述べます。
認知症本人たちの声を受けて、社会全体が「とらわれている常識の殻を破」ろうとの取り組みがいま、はじまっています。
- 著者
- 全国老人福祉問題研究会 編
- 出版年月
- 2021年9月1日
- ISBN
- 978-4-7888-9026-8
- 販売価格
- 741円+税
- サイズ
- B5
- 製本
- 並製
- 頁数
- 64ページ
- 備考
著者紹介
●認知症になってからも希望と尊厳をもって暮らし続けるために~その実現に向けた国と自治体の動き 永田久美子
●認知症の人と家族が歩んできた道―当事者が主人公の社会めざして― 鈴木森夫
●認知症の人の尊厳を守るために―本人・家族・支援者の意識から― 原 等子
●介護の世界で働く私の“認知症の父母ダブル介護奮戦記”(上) 柴田親男
●認知症関連情報 本誌編集部
●認知症をうたう「空の彼方へ」 永山絹枝