ゆたかなくらし2021年7月号

■ 特集 存続の危機に立つ訪問介護制度
介護保険制度施行以降、制度改悪のターゲットにされつづけ、後退の一途をたどってきた訪問介護制度。
コロナ禍のもとでも2021年度からの制度改定はさらに加速されています。
後継者が現れないなか、「絶滅危惧種」などといわれながら、高齢のホームヘルパーが低賃金、無権利状態に耐えてかろうじて制度を支えてきたものの、訪問介護事業所倒産が相次いでいるように、いままさに「持続可能性」は危険的な状況に追い込まれています。それは、わが国高齢者の在宅生活継続が危機に瀕していることでもあります。
- 著者
- 全国老人福祉問題研究会 編
- 出版年月
- 2021年7月1日
- ISBN
- 978-4-7888-9024-4
- 販売価格
- 741円+税
- サイズ
- B5
- 製本
- 並製
- 頁数
- 64ページ
- 備考
著者紹介
●訪問介護の危機を考える 小川栄二
●訪問介護事業所の「倒産・廃業」をどう見るか(上) 石田一紀
●事業運営の視点からみる訪問介護の危機 井上ひろみ
●ホームヘルパーとしての私の21年と訪問介護制度 大川敦子
●コロナ禍のもとでの介護保険制度改定と訪問介護の危機―いま、現場で起こっていること― 谷口賢治