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ゆたかなくらし2021年6月号

ゆたかなくらし2021年6月号
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 特集いまこそケアラーへの支援を

日常的な家族介護者は約700 万人、うち男性は4割といわれます。仕事をしながらの家族介護者は約350万人、政府が「介護離職ゼロをめざす」というものの、毎年10万人が介護離職せざるを得ません。
一方、家族のケアを担うヤングケアラーも、「睡眠が十分に取れない」「学校に行きたくても行けない」など深刻な状況に置かれています。
このようななか、「すべてのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現」をめざし2020年3月、わが国で初めてのケアラーを支援する条例が埼玉県で制定されました。国がケアについて国民の自助や共助を期待し、責任を家族や親族などに求めている今日ですが、ケアが必要な人へのケアを質量ともに公的に保障する施策とともに、総合的なケアラー支援策の法制化と内実の強化が強く求められています。

著者
全国老人福祉問題研究会 編
出版年月
2021年6月1日
ISBN
978-4-7888-9023-7
販売価格
741円+税
サイズ
B5
製本
並製
頁数
64ページ
備考

著者紹介

●ケアラー支援と埼玉県ケアラー支援条例・支援計画堀越栄子
●近年のヤングケアラー・若者ケアラーの動向と課題渡辺道代
● 「男が介護する」―家族のケアの実態と支援の課題― 津止正敏
●外国のケアラー法と支援制度の考え方
―イギリス・フィンランドのケアラー支援策から― 森山千賀子
●「資料紹介」ヤングケアラーによる高齢者介護・介助の実態~ヤングケアラーの実態に関する調査から~ 本誌編集部

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