ゆたかなくらし2020年3月号

かつて過疎地の問題などと思われていた買い物難民(買い物弱者)がいまや東京をトップに全国的に年々急速に増加、65 歳以上の4人に1人、825万人(2015年)が食料品を売っている店舗に行くことが困難で生存の危機にすら見舞われています。その背景には大資本による郊外への大規模量販店の出店などにより追いつめられた地元商店の廃業、中心市街地、既存商店街の衰退、公共交通機関の廃止などがあり、やがて全世代の生活の危機に直結する問題でもあります。
- 著者
- 全国老人福祉問題研究会 編
- 出版年月
- 2020年2月10日
- ISBN
- 978-4-7888-9008-4
- 販売価格
- 741円+税
- サイズ
- B5判
- 製本
- 並製
- 頁数
- 64ページ
- 備考
著者紹介
特集
買い物難民急増と生活の危機
●「買い物難民等」問題に対する取り組みに必要な視点とは 久保美由紀
●広大な地域の買い物難民を支えて ~いわて生協の買い物支援と課題~ 川村公美
●埼玉県秩父市にみる買い物難民支援(1) 新井幸恵
●買い物支援取り組み事例 ~農林水産省公表事例から~ 本誌編集部